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三国志ツクールで会社シミュレーション! その4【統一編】

2025/11/30 [SUN] By 原田
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最終回

前回【戦闘編】は単調になるかと思いきや、思いのほかドラマチックな展開で、書くほうもかなり疲れました…(笑)


さて、いよいよこの乱世も最終章。
各国が疲弊し、君主たちの寿命が迫り、「武力」「知略」「裏切り」「忠義」が入り乱れる中、 果たして、最後まで生き残るのは誰なのか。
そして全国を統一する者は現れるのか?

それでは、『三国志ツクール』による社内群雄劇、 最終回【統一編】 開幕です!


しかし、タイトル画像がだんだんダサくなっているのは気のせいか?(笑)


現状確認

柏圭(ハクケイ)軍が中汐(チュウセキ)軍との三度目の戦いに勝利し、17国を支配。
中汐は17国を追われ、28国へ撤退しましたが、結果として21国とも接する位置に。

ゲーム開始から、すでに 2年 が経過しています。




同盟交渉



窮地の中汐は、大萌(ダイホウ)を21国の山求(サンキュウ)へ送り、同盟交渉へ。

山求の軍師は、見た目が完全に「張飛」の城智(ジョウチ)です。


「おはようございます。本日11時頃に出……コピペじゃないです」


まぁいいけど、体壊すなよ(笑)



同盟が成功したのか失敗したのかはわかりませんが、その山求に、今度は古怜(コレイ)がついてしまう (泣)



古怜を奪われた中汐ですが、今度は自らお土産を持参して山求へ。

外交努力がすごい。



そんな中、かつて中汐を裏切り柏圭についた八有(ハチユウ)が、自分のしたことを恥じたのか、金に釣られただけなのか再び戻ってきました(笑)




移籍して間もない武将は忠誠が低く、非常に引き抜かれやすいのです。




もう遊牧民のようにあちこち移籍しています(笑)




そんな中、住民反乱イベントが発生!



対象は10国(原田社長)と21国(山求)。
治安が悪いと起こりやすいイベントです。

国内の状況

ここで各国の状況を整理しましょう。

まずは、何かと世間を騒がせている中汐。




相変わらず兵が少ない。
増強する余裕がないのか…。




原田社長。

小林専務が軽快に去ったあと、谷邦(コクホウ)がたった一人で支えてくれています(泣)
にもかかわらず、なぜか見るたびに信用度が減っている(笑)

なぜだ!?




続いて渡陽。
軍師は、中汐に次ぐ能力値第2位の松紗(ショウシャ)。
兵は少ないが、優秀かつ忠誠の高いメンバーが揃う安定国。

それはそうと小林専務、兵を100まで減らされている(笑)

なのに忠誠100とは情けない(笑)




山求国。
武将は多いが武力は低め。
半数の武将が兵を持たず、自分だけ兵10,000で固めるあたり、なかなかのダメ君主感がある(笑)


※柏圭の武将一覧は保存を忘れました…

そして誰もいなくなった

中汐の唯一の武将、大萌が原田社長国へ移籍!



これで中汐は文字どおり 一国一人 に。




さらにその大萌、すぐ山求へ移籍。
もう恋愛ゲーム並の移動頻度です(笑)

そして俺もいなくなった

その後、各国に目立った動きもないまま 15年 が経過。




再び10国(原田国)で反乱発生。
完全に荒れています。




今度は複数国で洪水。
10国も被害。国力はボロボロ。
すると…




え、ちょっと待って!?




度重なる反乱や被害に疲れ果てた原田社長、ついに 国を捨て放浪の旅へ(笑)

わかる、わかるぞその気持ち(涙)




武将数「2」ということは、谷邦がついてきてくれている!!

たった金50しかもっていない男に付き従うとは……なんていいヤツなんだ(涙)


二人の放浪(逃避行)は3年以上続き…




ついに 32国に旗揚げ!

他国から距離があり、二人で安心して暮らすことができる場所を見つけたのです!



谷邦よ、ありがとう…。

忠誠90という微妙な数字(笑)で、よく17年も共にいてくれた。

これからも末永く一緒に…ん?



流れ星は寿命が近いことを示す不吉なイベント。

こんなタイミングで発生するとは…




そのわずか1年後、原田社長はあっけなく死去……。
むむむ、無念。




えっ?

こうなると、国を捨てたのも谷邦にそそのかされたのでは、と勘繰りたくもなる。
そういえば、笑いを堪えているように見えなくもない…


「ぷ」


あまり考えないようにしよう(笑)

静かなる乱世

気づけば開始から 46年。




戦もなく、人も動かず、ただ寿命だけが国を削る日々。




柏圭も亡くなる。
唯一、領土を3国まで伸ばした君主でした。




後継者は小明(ショウメイ)。




そして、今回最も活躍した中汐が逝く。




中汐には後継者がおらず、一族は滅亡。
数々の名場面、ありがとう!

一周回って

君主交代により配下の忠誠も揺らぎ、
再び引き抜き合戦が発生。




渡陽が小明の須昇を引き抜き、戦わずして17国をゲット。




その須昇を山求が引き抜き、これまた戦わずして17国をゲット。




そして小明に戻るという カオスな人事。
人が亡くなると、残った人の人生まで変わることがあるのです。

70年経過

渡陽、そして山求も逝く。








次々に世代交代が進みます。


そして1年後の勢力図はこちら。



各国は離れ、武将も残りわずか。

ここまで来ると、長生きした者勝ち。




原田社長の跡を継いだ谷邦も逝き、一族滅亡。




さらに寿命ラッシュが続き…
77年目、とうとう最後の君主 小明が死去。








こうして、誰一人として全国を統一できないままゲームは終了しました。


総括

いかがでしたか?

登場人物30名程度では、やはり全国制覇は難しいようです。

※三国本編は200~300名くらいいるはず


とはいえ、見切り発車で始めたこの企画、 思いがけず面白い結果となりました。

そして、今回の企画から学んだことは


・能力の高い者は活躍する
・しかし チームワークは個の力を上回る
・つまり高い能力を持つ者同士が結束すれば最強


これはまさに、 組織のあるべき姿そのものではないでしょうか。

いろいろ考えさせられますね!

【完】

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