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「PHP脆弱性」が話題になった日にファーストで起きたこと

2026/11/05 [THU.] By nakamura
PHP脆弱性をめぐる緊迫会議.png

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
企画営業グループのなかむらです。


 ブログ当番がやってきました。 

今回は何を書こうかな……と思っていたのですが、 

先日、ファーストにとってなかなか忘れられない出来事がありましたので、それを私なりに書いてみます。 

ご察しの方、そうです。「PHP脆弱性」問題です。 

 普段、Webサイトの裏側で静かに働いているプログラミング言語「PHP」ですが、 

2026年10月21日はニュースやSNSでも大きく取り上げられ、一気に日本中の注目を集める言語となりました。

(大袈裟ではないはず・・・) 


 弊社では「おまかせレンタルサーバー」というレンタルサーバーサービスを提供しており、

 そのサーバー上でも、多くのWebサイトやWebシステムでPHPが利用されています。 

そのため、ファーストにとっても他人事ではない問題でした。


 今回は、そんな「PHP脆弱性」が世間を騒がせていた日、ファーストの中では何が起きていたのか。 

私目線ですが、少しだけ振り返ってみたいと思います。 


 ■ 2026年10月21日(水) 

PHPが一気にIT業界以外の人にも知られる日となりました 。

(少し悲しい知られ方ですが……)

この日、PHPに重大な脆弱性が確認され、日本時間23時に、修正版となるセキュリティリリースが公開される予定であることが発表されました。 

PHPは、世界中のWebサイトやWebシステムで広く利用されているプログラミング言語です。 


ニュースを見ていると、「世界中のWebサイトの多くでPHPが使われている」といった話もたくさん出てきました。 

(すごいやん、PHP。・・・そんなこと言っている余裕はありませんでした笑)


影響範囲が非常に広いことから、 

各企業やサービスではWebサイトの停止や緊急メンテナンスが行われる事態となりました。


 SNSでも関連する話題が次々と流れ、夜には高市首相からも対応を呼びかける発信が行われるなど、 普段「PHP」という言葉を聞く機会がない方にも、広く知られる一日となりました。


そんな中、ファーストでは夕方から緊急会議。

「うちのサーバーはどうする?」

「どこまで影響を受ける可能性がある?」 

「お客様のWebサイトは停止するべき?」 

「23時までにできることは?」

 などなど。


 次々と情報を確認しながら、対応方針を検討していきます。 


 本当は、「情報を収集し、迅速に対応方針を決定しました。」 

みたいにスマートに書きたいところですが、

実際のところは、重要な判断だからこそ簡単には決められず、、


Webサイトを止めれば、お客様の業務に影響が出る可能性があります。 

しかし、止めずに運用を続けることにもリスクがあります。

さらに、初動や作業手順を間違えることもできません。 


 今回のように、修正版が公開される前の段階から社会全体で大きく警戒され、

多数のWebサービスが一斉に対応を迫られるケースは非常に珍しく、

私自身も初めての経験でした。


 そのため、「よし!これでいきましょう!」と数分で決まるような話とはならず。 


各自、大手ホスティング会社の情報を追いかけたり、

ニュースを確認したり、PHP公式サイトを確認したり。 

そしてまた話し合い。


そんなことを繰り返しながら、対応方針を詰めていきました。


■ 21時頃 Webサイトを停止することを決定

検討の結果、お客様のWebサイトやシステムを守ることを最優先とし、

一部サービスについて緊急メンテナンスを実施することを決定しました。


お客様へのご案内を準備し、対象となる環境を整理し、

Webサイト停止に向けた作業を進めます。


そして、私たちが待たなければならなかったものがあります。

23時に予定されていた、PHPのセキュリティリリースです。


修正版が公開されるまでは、実際にどのバージョンが影響を受けるのか、

どのような対応が必要になるのか、まだ確定できない部分もありました。


■ 23時 セキュリティリリース公開

PHPのセキュリティリリースが公開されました。

ここから、公開された情報をもとに


・影響範囲の確認 

・各サーバー環境の調査 

・対策方法の検討 

・暫定的なセキュリティ対応 

・セキュリティパッチの適用

などを順次進めていくことになります。


ただし、「PHPをアップデートすればいい」 という単純な話ではありません。 

サーバーによって、OSのバージョンも違えばPHPのバージョンも違います。

その上で動いているWebサイトやWebシステムの構成も、それぞれ違います。


そのため、

「このサーバーにはこの対応」 「こちらは別の方法で対応」 と、

それぞれの環境を確認しながら、 安全に対応できる方法を判断していく必要があります。

現在も、一部の環境については確認・対応を継続しています。



■ 改めて感じたこと

今回たまたまPHP脆弱性問題がこれほど世間を騒がせましたが、

私たちが普段当たり前のように使っているWebサービスにも

まだ発見されていない新たな脆弱性が存在している可能性があります。


最近はAIの話もよく耳にしますし、攻撃する側の手口も、これからどんどん変わっていくのかもしれません。


だからこそ、セキュリティについて、

企業はもちろん、私たち一人ひとりもより一層、

意識していかなければならない時代なのかなと…感じました。


また、WebサイトやWebシステムは、 「問題なく動いていて当たり前」のものです。


でも、その裏側では、Webサーバー、PHP、データベースなど、

さまざまなソフトウェアやミドルウェアが動いています。 

それらを安全に使い続けるためには、 必要に応じてアップデートや対策を続けていく必要があります。 


お客様から見れば、 何も起こらず、 いつも通りWebサイトを見ることができる。

本当は、それが一番です。 

ファーストでは、 その「いつも通り」を守るために、調べたり、相談したり、作業したりしています。


とはいえ、今回のような出来事は、できればもうしばらく起きないことを願います、、 

今日もファーストでは、Webサイトやシステムの裏側をせっせと守っています。


次回は、もう少し平和で愉快な話題を書きたいなと思います。 

では。

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